スノップ効果の事例とモテる男、売れっ子ホストの関係

前回、バンドワゴン効果という「大数派の意見、行動に流されてしまう心理傾向」を取り上げ、この心理傾向とホスト、モテる男の関係を講義しました。

＞バンドワゴン効果の事例とモテる男、売れっ子ホストの関係


そんな前回の講義にも深く関連する講義として、今日はバンドワゴン効果とは心理学的に「対照的な位置付け」にある「スノップ効果」を取り上げてみたいと思います。


勿論、このブログのテーマである「モテる男」「ホスト」との関係という前提で取り上げていきますので、前回の講義を読まれた人は、その続編的な講義と捉えてお付き合い頂ければと思います。


それでは、早速いってみます。

スノップ効果の事例とモテる男、売れっ子ホストの関係

まず、この「スノップ効果」は、希少性、希少価値があるものに価値を感じてしまうという心理傾向であり、言うなれば前回に講義したバンドワゴン効果とは真逆に位置する心理効果と言えます。


大数派の意見や行動に流されてしまう心理傾向が「バンドワゴン効果」ですので、これと併せてスノップ効果を捉えると、人間の心理としては、


「大数派の意見や行動には流される本能を持ちながら、人とは違う希少性の高いものに価値を感じる本能も持ち合わせている」


という事であり、この時点で何とも「あまのじゃく」な生き物であるとも言えますが、前回のバンドワゴン効果にしても、今回のスノップ効果にしても、多くの人が普通に思い当たる節はあるものだと思います。


そして、この「スノップ効果」は、まさに私がこのブログのテーマとして掲げている「売れっ子ホスト」や「モテる男」にも密接な関係があるものなんです。


むしろ、そのような「売れているホスト」や「モテる男性」というのは、前回のバンドワゴン効果と併せて、このスノップ効果の恩恵に預かり、その女性に求められる状況をモノにしていると言ってもいいと思います。


というのも、売れているホスト、モテる男性というのは、その時点で「多くの女性に求められている」という事実があるわけですから、その時点でそのようなホストや男性を相手にする女性にはバンドワゴン効果が作用します。


そしてそれと同時に、そのような「売れているホスト」「モテる男性」と接する事が出来る時間や状況そのものには「スノップ効果」を作用していく事になるのです。


実際に多くの女性に求められているという事実に対して、そんなホスト、男性を「一人占め」する事が出来る時間、状況には少なからず優越感を覚える事になる為、それは他でも無く「スノップ効果」に繋がっていきます。


そのような際、そんなホスト側、男性側も、その「スノップ効果」に、より拍車をかけられるような演出、言動でその女性に「特別感」を与え、その相乗効果で一気に女性を落とし込んでいくわけです。


どんな女性も「特別扱い」や「オンリーワンな扱い」をされる事が大好きですからね。


ただ、このような「スノップ効果」を引き出せるような演出、言動は、とくにモテている事実がある男性や、売れっ子のホストではなくても、それらによって女性を喜ばせていく事は大いに「出来る余地」があるものなんです。

スノップ効果の演出テクニック。

この「スノップ効果」は、女性にその「特別扱い」や「オンリーワンな扱い」を認識させる事が出来れば、その時点で女性の「本能」に作用させていく事が出来るものになります。


そしてこの「特別扱い」や「オンリーワンな扱い」は、何も女性側にとって特別な扱いやオンリーワンを感じる扱いである必要は無く、


「自分がこんな事をするのは（言うのは）○○ちゃんが特別だから」


というところがそのまま相手に伝われば、それは十分な「特別扱い」や「オンリーワンな扱い」になります。


勿論、それをダイレクトに「伝えてしまう事」も方法の１つではありますが、その言葉がただの「口説きの常套文句」に捉えられてしまうと、その時点で効果は半減してしまい兼ねません。


ですので、その「理想」としては、相手にそれをそれとなく気付かせる、認識させる、感じさせるというのがベストです。


「この人、普通だった、絶対にこんな事しない人（言わない人）なんじゃないかな。」

「私だから、こんな事をしてくれている（言ってくれている）んじゃないかな。」


女性側に、このように思わせる事が出来れば、それは十分な「特別扱い」や「オンリーワンな扱い」の認識に繋がります。


そして、それは大いにスノップ効果を引き出せる事に繋がるという事です。


ただ、このような「特別扱い」や「オンリーワンな扱い」を、女性側の方から自主的に気付いてもらうには、それまでの接し方や会話の中で、いかにその「布石」を作っておけるかがポイントになります。


その女性と接していく中や会話していく中で、いかに自分の「イメージ」を植え付けておけるかがポイントであり、そのイメージとの「ギャップ」を、いかに


「ここぞ」


という時に作り出せるかが重要になってくるわけです。


そのイメージ作りからの「ギャップ」を上手く演出出来れば、まさにそれは「特別扱い」や「オンリーワンな扱い」を女性側に認識させる事に繋がり、それがそのままスノップ効果に繋がっていくという事です。


前回のバンドワゴン効果の講義と併せて、是非、参考にしてみてください。

＞バンドワゴン効果の事例とモテる男、売れっ子ホストの関係


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