好感、親近感を抱かせる会話術~承認欲求の満たし方~
今日は「会話」によって相手に「親近感」「好感」を抱かせるポイントを解説していきます。
ただ、そのポイントをお話ししていく上では、全ての人が持っている「ある欲求」についてお話ししておく必要があります。
その「ある欲求」というのは『承認欲求』というもの。
簡単に言えば「他人に認められたい」という欲求です(心理学用語では「自己是認欲求」とも言います)。
好感、親近感を抱かせる会話術~承認欲求の満たし方~
人から好感を得る会話の基本はこの「承認欲求を訴求する事」であり、それが長けている人は男女問わず、総じて人に好かれやすいです。
ただ、この承認欲求は「ひたすら相手を褒める事で訴求できる」と勘違いしている人がいますが、それは大きな勘違いです。
100%間違っているとは言えませんが、基本的には「褒めるだけ」ではまずそれは満たせません。
勿論、これは「褒め方」にもよる部分がありますが、世の中の全ての人が「褒める事」で承認欲求が満たされると考えるのは少々浅はかだと思います。
例えば自分に置き換えて考えてみてください。
どんなに気持ちのいい褒め言葉でも、初対面からいきなり自分の事をベタ褒めされて、その人に好感や親近感を抱きますか?
おそらく「馴れ馴れしいヤツ」とか、「何か怪しいヤツ」と思うのが普通だと思います。
これは男女間でも一緒で、一般の出会いの場でも、ホストとお客さんとして知り合う場でも、ただ褒めるだけでは好感や親近感はまず抱いてもらう事はできません。
むしろ過剰な褒め殺しは逆効果になると思います。
じゃあ適度に褒めればいいのか?というと、それも決して間違ってはいませんが、「適度に褒めれば好感や親近感を抱いて貰える」というのもやはり浅はかです。
少なくとも「褒めまくる事」も「適度に褒める事」も、“承認欲求を満たす為の究極的な答え”とは言えません。
それはあくまでも「方法の1つ」でしかないわけです。
では、相手の承認欲求を満たす為の究極的な答えとは何か。
それをしっかりと理解するだけでも、あなたは確実に「モテる男」に一歩近付く事が出来ます。
そして実際に「モテる男」や「売れっ子のホスト」は、その究極的な答えを何らかの形で確実に「認識」しています。
意識的にか、潜在的にかは人それぞれですが、ほぼ例外なく「モテる男」や「売れっ子ホスト」は、その原則に沿った行動を取って相手の承認欲求を満たしているわけです。
承認欲求を満たす為の「原則」
その答えを明かすのは簡単です。
ですがそれをただ「知る事」と、その根底を「理解する事」は違いますのでここは少し「理解してもらう事」を前提に話をさせてください。
例えば先ほどの「褒める」という行為についてですが、初対面の人がいきなり自分の事を「褒め殺し」にしてきた場合、何故、そこに馴れ馴れしさや気持ち悪さを感じるのでしょうか。
それはその人が自分の事をろくに「知らないから」です。
自分の事をろくに知ってもいないような人が、やたらと自分の事を褒めてくると、
「お前は俺の何を知ってんの?」
という感情が芽生え、だからこそ、そういう褒め言葉は全く持って心に響かないわけです。
また、仮にその褒め言葉れが内面とは無関係な表面的な事であったとしても、やはり人はそういう表面的な褒め言葉には言うほど大きな喜びは感じません。
「顔がかっこいい、かわいい」
「スタイルがいい。」
「センスがいい。」
こういった言葉は、確かに言われて嫌な気はしませんが、決して「自分の本質」が認められたわけでは無い為、承認欲求が満たされるところにはさほど繋がりません。
そこで「自分自身の本質が認められた」と思ってしまう人はちょっと人間的に「浅い人(色々な意味で)」だけだと思います。
逆にそういう「浅い人」から好感を得たいのであれば、そういう表面的な褒め文句だけでも十分かもしれません。
ですが、そんな人は世の中のごく一部ですので、多くの人から好感を持たれる「モテる男」を目指すなら、「本質的に承認欲求を満たせる対話力」を身に付けるべきです。
では、どうすればその承認欲求を本質的に満たせるのか。
その答えは「初対面の人に褒め殺しにされた際の違和感」にあります。
「自分の事をろくに知らない人」からの褒め言葉は、表面的な褒め言葉になるか心に響かない褒め言葉にしかなりません。
ですが「自分の事をよく理解してくれている人の言葉」は違います。
厳密に言えば「自分の事をよく理解してくれている」と“そう自分が思っている人”が自分の本質的な部分を褒めてくれたなら、その言葉は本当に心に響くものだと思います。
何故ならその人は「自分の事を理解してくれている」と、“自分自身がそう思っているから”です。
要するに承認欲求を満たしていく為の究極的な答えは“相手に自分の事を理解してくれていると認識させる事”なのです。
本質的に人は他人の事を100%理解する事など出来ません。
そして相手が本当に自分の事を理解してくれているかも実際のところ、誰に対しても分からない事だと思います。
ですが、自分が「この人は自分を理解してくれている」と思えば、必然的にその人は自分の中では、「自分を理解しているくれている人」になります。
実際にその人が自分に好感を抱いてくれたり、自分の事を褒めてくれたり、認めてくれれば、それがそのまま「承認欲求を満たす事」に繋がっていくわけです。
現に関係の深い「友達」や「恋人」というものは、このようにして出来ていくものではないでしょうか。
ただここで重要なポイントは“相手を理解する事が重要なのでは無い”という事です。
勿論、本当に相手を理解出来ればそれに越した事はありませんが、仮に自分が相手の事をほぼ100%理解出来ていたとしても、相手がそれを自覚し、認識していなければ意味がありません。
要するに“相手に「自分が理解されている」と認識させる事”が重要なわけです。
極端に言えば、相手にそう認識させられていれば、実際は全くその人の事を理解していなくても問題ありません。
相手がそう自覚し、認識していればそれで承認欲求を満たしやすい関係は十分に成り立ってしまうという事です。
相手を理解するのではなく“理解されている”と「認識」させる
つまり相手の「承認欲求」を満たす為の究極的な答えは“相手に「自分が理解されている」と認識させる事”にあります。
そして「相手の承認欲求を満たしていく事」こそが「好感」「親近感」を引き出す事に繋がっていきます。
要するに「会話力」というものは“相手の承認欲求を満たしていく為の術”であり、これはすなわち“相手に「自分が理解されている」と認識させていく術”と言ってもいいと思います。
「この人との会話は心地が良い。」
対話力がある人は総じて相手にこのような感覚を与えます。
それはその会話の中で相手の承認欲求を満たしているからなのです。
ではどのような会話をしていけば、相手の承認欲求を満たしていく事が出来るのか。
すなわち、どにように会話をしていけば、「自分の事を理解してくれている」という事を相手に認識させていく事が出来るのか。
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