男と女、性欲が強く「エロい」のはどっちなのか。
「女は男よりエロい。」
こんな話を真に受けて、女性はHが好きなものだと思い込み、その前提で女性にアプローチをかけて思うようにいかなかった経験はありませんか?
この「女は男よりエロい」という話は、その男性の経験や関わってきた女性の数や質によっても、その見解は分かれるところではないかと思います。
男の人によっては、その経験則から「やっぱ女は男よりエロいよな~」と本心で思っている人もいるかもしれませんし、「全然、そんな事ないような気がする・・・」という人おいると思います。
では、実際のところ、男と女はどっちがエロく、性欲が強いのか。
今日は「生物学」や男女の「脳の作り」なども含めて、その「答え」に迫ってみたいと思います。
男と女、性欲が強くエロいのはどっちなのか。
まず、この男女のエロさ、性欲の強さにおける率直な「答え」を先に示してしまうと、男女においては「エロさ」「性欲の強さ」の『性質そのものが違う』というのが1つの結論になると思います。
それなりに女性経験が豊富な男性が、人によって「女の方が性欲が強い(エロい)」という人もいれば、「やっぱり男の方が強い(エロい)」という人もいるのは、その「性質」をどっちで捉えているかで、その意見が分かれているわけです。
要するに「性欲の強さ(エロさ)の定義」がの取れ方が人(男)によって違うという事ですね。
ザックリと言ってしまうなら、
「自分(特性の男性)に対してエロスを求めてくる度合い」
を、性欲(エロさ)の尺度にしている人は、その度合いが大きい女性との性行為を多く経験している人ほど「女は男よりエロい」と言います。
対して、
「不特定多数の異性に対してエロスを求めていく事」
を、性欲(エロさ)の尺度にしているような人は、おそらく女性よりも男性の方が性欲が強い(エロい)と言うのではないでしょうか。
要するに性行為というものに対して「特定の異性との快楽を追及する強さ」を性欲の強さ(エロさ)と定義するのであれば、女性経験が豊富な男性ほど女性の性欲が強いと言う傾向にある思います。
事実、この定義であれば、基本的に女性は特定の異性と性行為を重ねるほど、性行為への欲求が増し、エロくなっていく傾向にあるからです。
対して、「不特定多数の異性との性行為を求める欲求の強さ」を性欲の強さ(エロさ)と定義するのであれば、これは断然、男性の方が強いと言わざるを得ません。
私の経験則的にも世間的にも、やはり男性と女性であれば、断然、男性の方が「浮気」などの行為を働いている確率が高いですし、何より「性産業」の需要を見ても、産業として成り立っているのは明らかに「男性向け」のものが大半です。
風俗などの性産業は、男性が不特定多数の異性との性行為を求める傾向にあるからこそ成り立っているものであって、女性に向けての性産業はまず成立しませんし、ほぼしていません。
これは女性の大半がとくに「不特定多数の異性との性行為」を求める傾向には無いからです。
要するに、男と女とでは、根本的に「性欲」というものの強さの方向性が違うというのが1つの結論であり、その強さの定義をどう捉えるかで「男と女のどっちがエロいか」の答えは真逆になってくるという事です。
ちなみにこの「エロさの質の違い」は、脳科学的にも現れているようで、男性の脳は、表面的な五感からの刺激(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)によって、性欲が刺激されやすい脳の作りになっているそうです。
そういった刺激が性欲に繋がる部位が女性の部位に対して、平均的に2倍ほどは大きいのだとか。
対して女性の脳は、そのような表面的な刺激によって性欲が増す傾向にはなく、脳の作り的には「感情」によって、性的な快楽の度合い変わってくる作りになっているそうです。
要するに「より強く感情移入している異性」に対してこそ、性的欲求が増し、その快楽も強くなる傾向にあるという事です。
好きな男に抱かれる事にこそ欲求を覚え、より強い快楽を感じやすいのが女性であり、その点で男性は性的な快楽に「感情」はあまり関係が無いという事ですね。
男は言わば「五感」(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)で性欲を生み出し、性的な快楽を感じているわけです。
どんなに好きな彼女がいても、抜群の美貌とプロポーションを持った美女とは性行為をしたくなるものであり、また、そういった女性との性行為には、感情は無関係に快楽を感じてしまうという事です。
だから、男性は一般的に「浮気」と呼ばれる「特定の女性以外との性行為」に及ぶ行為をやってしまうんですね。
対して女性は脳の作り的にも、本当に大好きな彼氏がいたら、例えば物凄く見た目が良い男性が目の前に現れても、そのような五感で得られる情報がそこまで性欲には結びつかないわけです。
生物学、社会的に見た男と女の、性欲が強くエロさの違い。
また、この性欲の強さ(エロさ)の違いは、生物学的な観点でも「合理性」を生んでいるところがあります。
仮に、全ての女性に男性のような性質の「性欲の強さ(エロさ)」が備わってしまった場合、基本的にその女性は「浮気性」になり、世間的に言う「ヤリマン」という部類の女性になってしまいます。
まあ、実際に世の中にはそういう女性もいるわけですが、世の中の大半の女性がそうなってしまうと「種の繁殖」の観点でも、現在社会においては様々な弊害が生まれてしまう事になります。
分かり易い弊害としては、まず大半の女性が不特定多数の男性と頻繁に性行為に及んでいた場合、その女性が妊娠した際の「父親」を特定しにくくなってしまいます。
当然、自分の子供かもわからない子供を可愛がるような男性はいませんので、世の中がそのような女性だからになると、必然的に育児の大半は「女性任せ」になっていく事が必然的であり、「家庭」という概念そのものが崩壊してしまう可能性が高いです。
世界各国で発展している経済国は、一夫一妻の婚姻制度が基本ですから「人間社会の繁栄」というものにおいては「一夫一妻婚姻制度」が最も合理的な制度である事に疑いの余地はありません。
言い方を変えると、人間社会を最も合理的に繁栄させられる「一夫一妻婚姻制度」は、『妊娠した女性の父親を明確に出来る事』が、制度としての大きなメリットでもあるわけです。
そして、この「一夫一妻婚姻制度」には、まさにここでお伝えしてきたような「女性の性欲の性質」が、その精度を成立させる1つの前提的な原則になっています。
女性が男性のように「不特定多数の異性を求める性欲の強さ」を持っていたなら、根本としてこの「一夫一妻婚姻制度」は成立しないわけです。
まさに人間社会を合理的な発展へと導く「一夫一妻婚姻制度」は、女性の性欲の性質を前提に作られた「合理的な制度」でもあるわけですね。
また、生物学的な観点でも、仮に大半の男性が女性のような性質の性欲を持ち、「不特定多数の女性を求める性質の性欲」を失ってしまうと、男女が共に「五感」で得られる情報のみでは性欲を掻き立てられなくなってしまいます。
要するに、男女間において性交渉を行われる確率そのものが極めて低くなってしまうわけです。
「イイ女だ、ヤリたい!」
という感情を持つ男性がほとんどいなくなるという事ですから、これは当然の理屈です。
そうなると、根本的に人類は少子化の一途を辿り、これもまた「種の繁栄」そのものに大きな弊害を及ぼす事になってしまいます。
要するに男性と女性とでは、脳科学的な観点、生物学的な観点、そして社会学的な観点で見ても、その「性欲の強さ」には根本的な性質の違いがあり、その違いが他でも無い「今現在の人類が繁栄」の要因になっているという事です。
男と女、性欲が強くエロいのはどっちなのか。総括
今回の話で多くの男性が学ぶべき教訓は「女は男よりもエロい」という話を、決して『不特定多数の異性との性行為を求める欲求の強さ』を、その「エロさの定義」として捉えてはならないという事です。
ここを完全に勘違いして捉えてしまい、その「間違った方向性」でそういった話を真に受け、それを前提に女性にアプローチをかけていくような男性がたまにいますので、それは大きな間違いだという事ですね。
男性は女性の見た目や匂いなどの「五感」から得られる情報で性欲を掻き立てられる生き物ですが、女性は決して「そうではない」という事です。
ただ、これは「女性が見た目で男性にエロスを感じるわけではない」という事の、脳科学、生物学的な裏付けでもありますので、あまり容姿やスタイルに自信の無い男性には「心強い裏付け」ではでしょうか。
逆に言えば、見た目やスタイルが「モテない理由」や「思うように女性とセックスが出来ない理由」にはならないという事ですので、それを言い訳にしてはならないという事です。
何にせよ、女性は見た目などを初めとする「五感」で男性を判断し、性的欲求を覚えているわけではないという事はキモに銘じておいてください。
どんなに見た目だけを磨いても、それだけでは「モテるようにはなれない」という事です。
女性から好意を引き出し、性欲を掻き立てるには、まず「感情」を動かさなければ駄目なんですね。
でも、見た目はそうそう簡単には変えられませんから、「見た目」で性欲が掻き立てられてしまう男性に対して、見た目や容姿が「・・・」な女性がモテるようになるハードルは現実問題「高い」と言わざるを得ません。
それに比べれば、容姿がイマイチな男がモテるようになるハードルは、女性が同じ状況を求めるよりも遥かに「低い」という事が言えると思います。
たからこそ、男性は「どんな男性でもモテるべくしてモテる事が可能」という事が言えるわけです。
そういう意味でも私は男に生まれて良かったですね(笑)
この話で、容姿に自信が無い男性陣を少しでも勇気付けられたなら幸いです。
銀次
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